【確定拠出年金(iDeCo)を始める前に…】証券口座と各種プラン選択の失敗談

今年に入ってから、深く考えないままiDeCo(個人型確定拠出年金)を開始し、失敗したことがあったので共有です…。

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?

「個人型確定拠出年金(通称iDeCo)」は、自分で積み立てて運用する年金のことで、企業型確定拠出年金とは別のものになります。自分で積み立てているお金で投資商品を買って運用するので、最終的な給付金額は運用次第で変動します。

年末調整や確定申告の時に、確定拠出年金の掛け金全額を「小規模企業共済等掛金控除」という名目で控除することができ、税金面でお得になるというメリットや、受け取り時に税制優遇があるシステムです。

一方で「60歳まで引き出せない」といったデメリットもあります。

わたしはサイドFIREを目指しているので、60歳まで引き出せないiDeCoはライフプランにはあっていないのですが、節税になることと、必ずFIREしないといけない!というよりは「そうしたいと思った時にできるよう選択肢を増やしたい」という気持ちのため、iDeCoは継続すると決めています。

個人型確定拠出年金(iDeCo)の運用口座は「1つだけ」しか選べない

iDeCoを始めようとすると、まず掛け金を預ける証券口座を決めることになります。iDeCoの証券口座は1つしか選ぶことができません。(あとから変更することはできます)

いろいろな証券口座がありますが、運用時の手数料が異なったり、証券口座によって投資先は限られるので、選択する時には注意が必要です。

運用益が多少出ていたとしても手数料が高ければ意味がありません。そのため、手数料が業界最安値(2020年10月現在)の「楽天証券」「SBI証券」がおすすめです。

SBI証券は「セレクトプラン」と「オリジナルプラン」から選ぶことになる

SBI証券はiDeCoの口座開設が可能な証券口座の中でも特殊で、「セレクトプラン」と「オリジナルプラン」の2つから選択をすることとなります。

わたしはここであまり深く考えずに「オリジナルプランの方が選択肢がひろそう!」となんとなく思い、オリジナルプランを選択しました。

しかし、口座開設後、いざ拠出先を選定しようと思うとなかなか選べない…。投資したいなとなんとなく考えていた信託先は「セレクトプラン」にあることが判明。

当初はオリジナルプランの中でなんとか運用しようかと思いましたが、もともと投資しようと思っていたところと比較して信託手数料が高めなことが気になり、プラン変更をすることにしました…。

投資できるところがこんなにも異なるなんて…。ということで、最初から投資先選定も含めて、しっかりやっておけばよかったと後悔です…

iDeCoの運用口座は変更することができる

iDeCoの運用口座は1つしか持てませんが、前述しているように変更することができます。

今回のわたしの場合は「SBI証券(オリジナルプラン)」→「SBI証券(セレクトプラン)」への変更ですが、「SBI証券」→「楽天証券」など違う証券会社への変更も可能です。ただし、後者の場合は手数料が3000円超ほどかかるので注意が必要です。

変えられるとはいえ、先に投資先も含めて考えておくことが大事です…

手続きに際してSBI証券へお電話し、プラン変更と移行にかかる期間を聞いたところ「2〜3ヶ月程度かかるかと…」とのこと。

コロナの影響もあるのかわかりませんが、けっこう時間かかる…。というか、そもそも口座開設時も時間がかかっていましたし、仕方ありません…。

また、すでにオリジナルプランで運用しているものは一度売却され、新しいプランに移行後、その中で再投資をするとのことです。

プラン変更に実際かかった期間は?

そんなわけでプラン変更をしたのですが、実際は「8月20日頃にプラン変更の依頼」をし、「9月15日頃にプラン変更の完了通知と新しいID・パスワードの書類」が届きました。

SBI証券のお姉さんのおっしゃる通り、約2ヶ月というところです。お手続き、ありがとうございます…!

最初からしっかりとしていれば、不要な手間もなかったはず。ということで、新しくiDeCoを始める方は「iDeCoのことをしっかりと知ってから」にしましょう!涙

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