業務委託の複業(副業)を時給制から月給制に変えてみて難しかったこと3つ

以前、「業務委託の複業(副業)を時給制から月給制に変えてみて困ったこと4つ」という記事を書いたのですが、今回は月給制の複業に変えてみて難しいと感じたこと(言葉を変えるとデメリット)を紹介したいと思います。

困ったこと①|期待値のすり合わせが難しい

これはわたしの業務委託のスタイルとして「あんまり細かく決めないでやっちゃう」という前提があるせいなのですが、アウトプットの定量化が難しいコンサル案件や定性的なBPO業務において、お互いの仕事のアウトプットイメージ=クライアントからすると「期待値」が往々にしてずれやすいで感じています。

特に、コンサル案件だけならまだしも、手を動かす「BPO業務」もあわせて曖昧に請け負うと、「あれも、これもお願い」となってしまい、結果的にパンクすることになりました…。

最近感じていることは、「コンサル要素の強い案件とあわせて、BPO業務は安易に請け負わない」ということです…。特にBPO業務は、内容によっては即時制を求められるものも多く、本業があるとどうしても対応できないことが多いので、「できること」「できないこと」はしっかりと決めておくことが大事だと痛感です。

困ったこと②|業務が丸投げ

業務委託の月額単価にもよると思いますが、ある程度の金額になると「これだけ払っているんだから、何かいいことしてくれるはずだ」と、かなりざっくりとなげられることが多いです。

わたしが関わっている業務の性質上、魔法のように目の前の課題を改善させられる…というものではなく、組織にとけこみ、肌で感じ取り、じわじわ攻めつつ、かつ「ここだ!」というタイミングで大きく仕掛けていくような業務です。長年慣れ親しんだ職場ならまだしも、いきなり魔法のように目の前の課題を解決してくれ!と言われてしまうと頭を悩ませることもしばしば…

期待値調整と似ているのですが、最初からお互いお願いしたいこと・やりたいことや、足が長いものはタイムスパンについて話しておくのはとても大事だと思ってます。

困ったこと③|アウトプットが曖昧すぎて気持ちがもやもや

仕事はいかに相手に満足してもらえるか…につきると思っているので、自分の気持ちが満足したか・しないかはあまり関係ないと思っているのですが、(もちろんwin-winなのが素敵!)、相手が満足していたとしてもあまりアウトプットできてないと自分自身が感じる時は心がもやもやとします。

逆に、わたしが「これだけやった!」と思ってもクライアントが満足していなかった場合は逆の現象が起こります。

それらをすり合わせ、お互いよい落としどころが見つからなければ業務委託が減っていく・もしくはなくなるということでしかないと思うのですが、それでも仕事を終える時にはお互い気持ちよく終わりたいものですよね。

【結論】期待値を明確にしつつも、やっぱり信頼関係が大事

結論、「期待値を明確にしておくこと」はやはり大事だなと感じました。反省です…。

いきなりすり合わせるのは難しいので、一緒に仕事をしながら適正なところにすり合わせていければいいと、個人的には思っています。

ですが、そもそもクライアント(会社)はすぐにパフォーマンスをあげてくれると期待して業務を依頼することが多いので、「教育研修期間」や「オンボーディング期間」なんて、そこまで想定していないはずです。

その時に「信頼関係が最初からあること」=「この人を信じて頼りたい・任せたい」という気持ちが最初からあることで、多少なりの時間をかけてすりあわせることを許されると思っていて、正社員だとか業務委託だとか問わずに、そこまでお互いを思いあえるような関係でありたいと思っています。

まだまだわたしも複業拡大に向けて模索しながらのチャレンジ中ですが、いろいろな壁を乗り越えて、クライアントやわたし、かかわるみんなが全員happyになれると嬉しいです!

Make flowers bloom in all site!!

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